第129回日本医学物理学会学術大会 Japan Society of Medical Physics

開催概要

大会長挨拶

磯辺智範
第129回日本医学物理学会学術大会・大会長
筑波大学医学医療系・教授

第129回日本医学物理学会開催にあたって

この度、第129回日本医学物理学会(JSMP)学術大会の大会長を拝命いたしました筑波大学の磯辺智範と申します。このような大変光栄な機会を与えていただきましたJSMPの諸先生、関係者の方々、切磋琢磨して学術探求を共にしてきた先輩・後輩の方々に大変感謝しております。

第129回日本医学物理学会学術大会は、2025年4月10日(木)~13日(日)の4日間、パシフィコ横浜にて、第84回日本医学放射線学会(JRS)総会、第81回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会、および日本画像医療システム工業会(JIRA)の国際医用画像総合展(ITEM)との合同で、日本ラジオロジー協会(JRC)主催でJRC2025として開催します。JRC2025のテーマは「Radiology for everyone」です。「人」を幸福にするための放射線医学の未来を創造することをメインテーマとし、その中に“放射線医学の原点回帰”、“地域医療への課題”といった理念を込めております。JSMPとしては、“Society 5.0”をサブテーマとしています。Society 5.0は、私たちの暮らしの中に新たなテクノロジー(IoT、AIおよびロボットなど)を取り入れることで、より快適で住みよい社会を創造するという概念です。JSMPは、新たなテクノロジーの創生により社会(放射線医学)に貢献していきたいという意図を込めております。これらの思いはポスターのデザインにも散りばめており、例えば左側の田園風景や右側の2つの山は田舎のシンボルとして“地域医療”を象徴しており、中心にいる人とロボットは“人とテクノロジーの共存”を表現しております。その他にも、情報処理技術の基盤である0/1の信号理論を土台とし、JRC2025の開催地であるみなとみらいのシンボル(ランドマークタワー、パシフィコ横浜および観覧車など)も描かれています。その他にも我々の思いがポスターに隠れておりますので、ぜひ探してみてください。

本大会では、以下にお示しする3つの柱を基軸に企画の立案と研究演題を募集しました。 JSMP129 見どころはここだ!(実行したい3つの柱) 第一の柱は「シーズ研究の充実とニーズ研究とのマッチング」です。本邦において「医学物理学」が芽生えてから約60年が経過しました。医療機器・技術の高度化、IT技術の進歩、そして先人たちの不断の努力によりこの分野は大きな発展を遂げ、社会からの期待も益々高まっています。特に、放射線治療(治療物理学)における医学物理学の社会貢献は目覚ましく、技術・知識の成熟により、質の高い医療が安定して提供されている今日があります。しかし、“イノベーションの創生”という点では、この分野の成長は鈍化しているように感じているところです。現状の医学物理学を自動車業界のハイブリッド車に例えるならば、この分野に携わっている我々は、ガソリンを使用しない純電気自動車化へ向け、さらなる一歩を踏み出す力が必要ではないかと考えています。多くの先生に、本学会へのご参加、専門的な研究をご発表いただき、経験豊富な研究者から建設的で発展的な意見をいただくことで、さらに研究が発展するのみならず、交流によって新たな研究シーズが生まれる場になると期待しております。

第二の柱は「研究の場(思考)の領域拡大」です。医学物理学は、4つの専門領域(治療物理学、診断物理学、核医学、放射線防護学)に大別されますが、学術大会における一般演題や企画は「治療物理学」に特化した内容が圧倒的に多く、いささかバランスを欠いているように感じておりました。会員の興味や活躍の場が「治療物理学」にあると言えばそれまでですが、他の専門領域を知ることは“技術の融合・新学術領域の創生”に不可欠であると考えています。本大会では、治療物理学以外の分野にも焦点をあてた企画をプログラムに積極的に取り入れております。

3つ目の柱は「医学物理士」です。当会は、学問・研究を臨床現場に届けるという強い意志のもと、医学物理士の国家資格化や臨床現場で活躍できる場を提供するサポートに取り組んできました。医学物理士が臨床現場で幅広く活躍できる環境を構築すべく、「教育(人材養成)、国家資格化、職域拡大」の企画を取り入れました。

いくつかの企画を簡単に紹介させていただきます。

まず、国立大ホールで開催予定のJRC合同シンポジウム2です。「医学物理学のSociety5.0への貢献」をテーマに、工学-画像診断-放射線治療-放射線計測、各分野の第一線で活躍している専門家にご講演いただき、ポスター作成時からこだわっている“Society5.0”をkeyに、医学物理学が社会にどのような貢献ができるかディスカッションする場にしたいと考えています。

また、JSRTとの合同企画においては、近年注目を集めているオープンサイエンス(論文のオープンアクセスと研究データのオープン化)に関する講演を予定しています。JSMP単独企画も多数準備しています。その中でも、「次世代シーズから未来へ」と題した特別企画が目玉の1つです。この企画では、医学物理学分野におけるシーズ研究とニーズ研究を議論し、両者の間を取り持つ“橋渡し研究”もクローズアップしたいと考えています。この関連企画として、人工ダイヤモンド(シーズ)と放射線検出器への応用(ニーズ)に関するシンポジウムを行ないます。

さらに、本大会では放射線治療以外の分野にも力点をおくコンセプトのもと、放射線防護「福島第一原発事故における住民の被ばく線量のシミュレーションに関する講演」、核医学「アミロイドPETに関する最新情報を発信するミニセッション」、画像診断「画像診断に関する医学物理分野のトピックスについての講演」を企画しました。小児医療、線量計測、ゲノム医療等をテーマにした教育講演も5つ準備しています。海外で活躍する研究者を招聘し、放射線治療におけるAIの利用、Theranostics(セラノスティックス)等の講演をしていただくことになっています。他にも、「医療安全」、「線量測定の不確かさ」をテーマにした2つのハンズオンセミナー、ユニークなところでは、企業家として活躍されている方による「エクソソームオーケストラビジョン」という講演を予定しており、医学物理学の新たな可能性についての視点を提供します。

私自身、JRS、JSRT、JSMPの3学会の会員であります。JRS、JSRTはもちろん、今回大会長にご指名いただいたJSMPには2006年の入会から約20年間にわたり育てていただきました。入会当初、若手で新参者の私は、人前での発表が怖く、何度も何度も練習を重ねたにも関わらず、頭が白くなって発表や質疑応答がうまくいかなかった記憶があります。しかし、医学物理学の著名な先生方から多くの質問やアドバイスをいただき、自身の研究に不足している点、気づくことができなかった新たな視点や情報が得られるなど、学会は私の研究生活においてなくてはならない場でした。今回、本大会の大会長を任せていただけることになり、医学物理分野の学生や若手研究者の育成、そして医学物理分野の発展に役立つような大会にしたいと考えております。学会は、単なる研究発表の場ではなく、研究者同士や企業の方々などと交流を持ち、人脈というネットワークを広げ、自身の研究を発展させる場であると考えています。是非、学会にご参加ください

最後に1つ。日本医学物理学会はマスコットキャラクターをもっています。お見知りおきを。
「名前は メドピー です。」 2023年5月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が感染症法上の位置づけで「5類感染症」となり、さまざまな制限が解除され、対面が当たり前だった学術大会の姿を取り戻しつつあります。是非、現地(会場)に足を運んでいただき、本大会を情報収集および交流の場、そして自身の研究の発展性の新たなヒントを模索する場としてご活用いただければ幸いです。先生方のご参加を、心よりお待ちしております。

大会概要

第129回日本医学物理学会学術大会の開催について

テーマ「Radiology for Everyone」

第129回日本医学物理学会学術大会は、現地及びオンデマンドによるハイブリッド形式で開催します。
詳細は順次大会ホームページ上で案内します。

1. 開催日程および会場
現地開催:パシフィコ横浜 2025年4月10日(木)〜4月13日(日)
Web:オンデマンド 2025年4月14日(月)~5月15日(木)
2. 内容
  • 合同シンポジウム
  • 各委員会企画
  • 教育講演
  • 一般演題発表
  • 4th International Conference on Radiological Physics and Technology (ICRPT)
3. 参加登録について
参加登録のご案内

JRC2025(第84回日本医学放射線学会総会、第81回日本放射線技術学会総会学術大会、第129回日本医学物理学会学術大会、2025国際医用画像総合展)の参加登録は、オンライン上で承ります。
学会場内での参加登録は実施いたしません。現地開催へのご参加や、オンデマンド配信・CyPos閲覧のいずれも、オンライン参加登録が必要です。
本ページ内の概要をご確認の上で、オンライン参加登録をお願いいたします。

オンライン参加登録期間

3月14日(金)正午~5月11日(日)23時59分
※オンデマンド配信およびCyPosの閲覧は5月15日(木)正午まで可能ですが、オンライン参加登録は上記日時で締め切ります。必ず期日までに参加登録をお願いいたします。

参加カテゴリーと参加費
参加学会 参加カテゴリー 参加費
第84回
日本医学会放射線学会総会
会員 15,000円(不課税)
医学部学生 1,000円(税込) ※
医学部以外の学部生 1,000円(税込) ※
初期臨床研修医 1,000円(税込) ※
留学生 1,000円(税込) ※
第81回
日本放射線技術学会総会学術大会
正会員 15,000円(不課税)
学生会員 1,000円(不課税)※
非会員学生 1,000円(税込) ※
第129回
日本医学物理学会学術大会
正会員 (社会人学生会員を含む) 15,000円(不課税)
学生会員 (社会人除く) 1,000円(不課税)※
非会員学生 (社会人除く) 1,000円(税込) ※
非会員・賛助会員 非会員・賛助会員 30,000円(税込
消費税10%対象2,727円)

※現在非会員で「正会員」での参加登録をされる場合は、2025年3月1日(土)までに入会申込みと入会金・初年度年会費の納付を完了してください。(入会申込みだけでは会員登録がなされません

※学生等区分で参加登録される場合は、以下の証明書類提出が必要です。
証明書類の提出方法については、参加登録完了時にご案内いたします。
期限内に証明書類の提出が確認できない場合は、参加登録を無効とさせていただきます。

【提出が必要な証明書類】

JRS医学部学生・医学部以外の学部学生、JSRT学生会員、JSMP学生会員、非会員学生

「学生証」のコピーデータをご提出ください。

JRS 初期臨床研修医

「研修医参加申請書」をダウンロードし、必要事項を記入した上でご提出ください。

JRS 外国人留学生

留学先の施設長または指導責任者発行の「在学証明書」のデータをご提出ください。

2025 国際医用画像総合展(ITEM2025)への参加について

2025 国際医用画像総合展(ITEM2025)は4月11日(金)~4月13日(日)の期間でパシフィコ横浜展示ホールにて開催いたします。また、4月11日(金)~5月15日(木)正午の期間でWEB展示も実施いたします。
すべてのカテゴリーの参加者は ITEM2025にも無料で参加可能です。是非ご来場ください。

オンライン参加登録方法
オンライン参加登録方法

JRS 会員、JSRT 正会員、JSMP 正会員のカテゴリーで参加登録される場合は、最初に氏名(全角カナ)および生年月日での会員認証を行います。ご所属学会の会員情報で登録されている内容を入力してください。
認証を通過できない場合は、まずご所属学会で登録されている会員情報をご確認ください。もし会員情報に誤りがある場合は、その時点で登録されている情報を入力して認証を通過してください。
※会員情報の変更については、学会事務局へお問合せください。

参加費のお支払い方法

参加費のお支払い方法
オンラインクレジットカード決済のみ
現地開催参加の場合にも会場での現金支払いは受け付けません。
必ずオンライン参加登録の上でクレジットカード決済にて参加費をお支払いください。
※ご本人名義以外のクレジットカードでもご使用可能です。

利用可能なカードブランド
利用可能なカードブランド
参加費のお支払い期限

参加者情報登録後72時間以内にクレジットカード決済をお願いいたします。
お支払い期限を超過すると登録情報は無効となり、キャンセル扱いとなります。
また、同じメールアドレスで新たな参加登録ができなくなります。

キャンセルポリシー

決済完了後のお取消し及びご返金は理由の如何に関わらずお受けいたしかねます。

参加登録内容の変更

氏名、所属等の登録内容を変更される場合は、オンライン参加登録完了メールに記載されるサービスカウンターよりログインの上で、参加登録情報の変更をお願いいたします。ただし、メールアドレスは変更できません。また、参加カテゴリーの変更もできませんので、十分ご注意の上でオンライン参加登録をお願いいたします。

現地開催の参加方法について

ネームカードは参加者ご自身で印刷の上でご来場をお願いいたします。会場でのネームカード発券はございません。

現地開催ご参加の流れは以下をご確認ください。
【ご来場前】 ①オンライン参加登録後、参加登録システムの「サービスカウンター」よりネームカードのダウンロードが可能です。サービスカウンターへアクセスし、オンライン参加登録時にご自身で登録されたメールアドレスとパスワードでログインしてください。
②サービスカウンター内の「各種取得手続き」よりネームカードをダウンロードし、A4サイズでカラー印刷をお願いいたします。
【ご来場後】 ③参加受付(展示ホールA)で現地来場確認の認証を行います。ネームカードをお持ちの上で展示ホールAへお越しください。
④専用の端末にネームカードの「到着確認用QRコード」をかざして、来場認証を行ってください。
⑤各学会の窓口でネームケースを受け取り、ネームカードを着用の上でご参加ください。

(参加受付場所)展示ホールA
(参加受付時間)
4 月 10日(木) 9:30~18:00
4 月 11日(金) 7:15~18:00
4 月 12日(土) 7:15~18:00
4 月 13日(日) 7:15~15:00

オンデマンド配信・CyPosの閲覧方法について

オンライン参加登録時にご自身で登録されたメールアドレスとパスワードでログインが可能です。
登録されたメールアドレスとパスワードを忘れないようご注意ください。
パスワードをお忘れの際は、サービスカウンターへアクセスの上、ご自身で再設定してください。

参加費領収書・大会参加証明書の発行について

参加費領収書・大会参加証明書は、以下の期間でオンライン参加登録完了メールに記載されるサービスカウンターよりダウンロードができます。各自でダウンロードの上、ご利用ください。
(ダウンロード期間)
 参加費領収書:参加費決済完了後~6月16日(月)23時59分
 大会参加証明書:4月14 日(月)正午~6月16日(月)23時59分
現地開催時の会場内での発行や、紙媒体による発行は行いませんのでご了承ください。
また、上記期間外の発行も一切対応しておりませんので必ず期間内にご自身でダウンロードをお済ませください。

オンライン参加登録に関するお問合せ

JRC2025 オンライン参加登録サポートデスク
(受付時間:平日10:00~17:30)
E-mail: jrc2025@reg-convention.com
※お問合せの際は、お名前、ご所属、参加学会を記載ください。

大会役員

大会長 磯辺 智範 筑波大学

実行委員

実行委員長 森 祐太郎 筑波大学
副実行委員長 納冨 昭弘 九州大学
実行委員 角谷 倫之 東北大学
亀澤 秀美 帝京大学
黒岡 将彦 東京医科大学病院
熊田 博明 筑波大学
小島 礼慎 金沢大学附属病院
古場 裕介 量子科学技術研究開発機構
佐藤 英介 順天堂大学
眞正 浄光 東京都立大学
髙田 健太 群馬県立県民健康科学大学
武居 秀行 量子科学技術研究開発機構
棚邊 哲史 新潟大学
永井 良明 つくば国際大学
西岡 史絵 京都第二赤十字病院
水野 秀之 量子科学技術研究開発機構
大会顧問 榮 武二 筑波大学
福士 政広 つくば国際大学

プログラム委員

プログラム委員長 黒河 千恵 順天堂大学
副プログラム委員長 富田 哲也 筑波大学附属病院
プログラム委員 赤坂 浩亮 神戸大学
有村 秀孝 九州大学
稲庭 拓 量子科学技術研究開発機構
稲葉 洋平 東北大学
伊良皆 拓 京都大学医学部附属病院
宇都宮 悟 新潟大学
大平 新吾 東京都立大学
小澤 修⼀ 広島がん高精度放射線治療センター
河原 大輔 広島大学
川村 愼二 帝京大学
北村 望 がん・感染症センター東京都立駒込病院
河野 良介 国際医療福祉大学
小島 徹 埼玉県立がんセンター
小島 秀樹 札幌東徳洲会病院
小玉 卓史 東京医科大学病院
古徳 純一 帝京大学
清水 森人 産業技術総合研究所
只野 喜一 杏林大学
田中 浩基 京都大学
津田 啓介 順天堂大学
寅松 千枝 量子科学技術研究開発機
中村 哲志 国立がん研究センター中央病院
西尾 禎治 大阪大学
乳井 嘉之 東京都立大学
藤田 幸男 駒澤大学
布施 拓 茨城県立医療大学
馬込 大貴 駒澤大学
松浦 妙子 北海道大学
丸山 大樹 日本赤十字社医療センター
三輪 建太 福島県立医科大学
守屋 駿佑 筑波大学
安井 啓祐 藤田医科大学
吉田 由香里 群馬大学
米内 俊祐 量子科学技術研究開発機構

抄録集のダウンロード

(ダウンロード可能期間:2025年4月1日(火)~2025年5月15日(木)正午)

※1 ダウンロード後に開封するためのパスワードが必要です。
※2 パスワードはJSMP正会員で参加登録された方、学生会員および非会員で報文集を購入された方にメールでご連絡しております。

JRC総合プログラムアプリ

詳細調整中です。

教育講演・各種企画

教育講演について

※ 教育講演出席証明書が必要な方は、参加登録手続きに加えてオンラインでの教育講演資料の購入、出席証明書申請手続きが別途必要になります。

  1. 教育講演資料はPDF データのオンライン購入をおこなってください(JRC2025ウェブサイトのログイン後の画面(参加登録者用ページ)から2,000円で購入頂けます)。購入期間は4月4日(金)正午(予定)〜5月11日(日)23:59です。データの閲覧・ダウンロードは4月4日(金)正午(予定)〜5月15日(木)正午の期間のみ有効です。
  2. 本大会では冊子体での教育講演資料の配布は行っておりません。PDF版の教育講演資料をダウンロードの上、教育講演を受講してください。
  3. 教育講演出席証明書発行には、該当セッションの視聴・閲覧後、オンライン申請が必要です。教育講演を視聴・閲覧し、視聴コードを取得し手元に控えてください。会場・WEB 視聴問わず、取得した視聴コードを用いて、必ずオンライン申請をおこなってください。JRC2025ウェブサイトのログイン後、「JSMP受講申請」というセクションのボタンをクリックし、聴講した教育講演の欄に視聴コードを入力し、受講申請をクリックしてください。WEB会期中の教育講演のオンデマンド配信は各教育講演が行われた翌日以降を予定しております。
    ※申請期間はWEB開催期間(4月14日正午〜5月15日正午)となります。取得した視聴コードは申請完了まで無くさないようにご注意ください。
  4. 申請内容を確認し、教育講演資料の購入確認が取れた方のみWEB 会期終了後に教育講演出席証明書をメールで送付いたします。会場での出席証明書の発行は行いません。この出席証明書は医学物理士認定機構の医学物理士認定制度施行細則により、認定時および更新時、「カテゴリーⅡ:医学物理士業務に関する講習会等への参加、コードF2」として3 単位の証明書になります。
    JSMP以外の会員区分で参加登録した場合でも、条件(資料購入、対象セッション視聴、視聴コードの取得、期間内にオンライン申請)を満たせば出席証明書が発行されます。
  5. 出席証明書の対象となる教育講演は、以下に示す5講演です。
    教育講演1 「3次元線量計が開く世界~3 次元だから見えること~」 高橋 侑大
    教育講演2 「がんゲノム医療の現況と将来展望」 馬場 英司
    教育講演3 「チャイルド・ライフ・スペシャリストから学ぶ、子どもに優しい医療」 佐々木美和
    教育講演4 「物理学と機械学習」 芳賀 昭弘
    教育講演5 「加速器ホウ素中性子捕捉療法の最新動向と未来展望」 田中 浩基
  6. <教育講演の出席証明書について>
    発行条件(参加登録、教育講演資料購入、出席証明書申請手続き)を満たされた方へは、2025年8月上旬頃出席証明書のメールにて送付します。
    ※条件を満たしていない場合発行は行われません
    もしお手元に届かない場合は大会事務局(jsmp-post@as.bunken.co.jp)迄お問い合わせください。
  7. <教育講演資料の領収書について>
    資料購入完了メールに記載されているサービスカウンターURLよりログインの上、ご自身でダウンロードをお願いいたします。領収書の発行は2024年6月16日(月)迄となります。
    ※期間を過ぎますと、ダウンロードいただけなくなります。必ず期間内にダウンロードをお済ませください。
    ※メール送付対応は「教育講演出席証明書のみ」となりますのでご留意ください。

各種企画

合同開会式

2025年4月11日(金)13:10~16:00(国立大ホール)
『宇宙におもいを馳せるひとときを』

  1. オープニングセレモニー
    空手演武:清水 希容(ミキハウス)
    演奏:海上自衛隊東京音楽隊
  2. 合同特別講演:
    「ニュートリノと重力波を通して宇宙の秘密を知る ―私たちの研究から―」
    座長:高瀬圭(東北大学)
    演者:梶田隆章(東京大学卓越教授(宇宙線研究所))
  3. 特別講演・合同座談会:
    「寄りそう心 ―国際化と科学技術の時代における、我々の心のありかたについて―」
    演者:
    塩沼亮潤大阿闍梨(福聚山 慈眼寺)
    座談会:
    塩沼亮潤大阿闍梨(福聚山 慈眼寺)、岩永秀幸(JSRT大会長)、磯辺智範(JSMP大会長)、瀧口登志夫(JIRA会長)、高瀬圭(JRS会長)

合同開会式の詳細は、こちらをご覧ください。

合同シンポジウム

2025年4月11日(金)16:15~18:15(国立大ホール)
Green Radiology
2025年4月12日(土)9:00~11:30(国立大ホール)
医学物理学のSociety5.0への貢献
2025年4月12日(土)15:15~17:15(国立大ホール)
ゲノム診療を考える:未来医療における放射線診断・治療方法の変革

合同懇親会

2025年4月11日(金)18:45~20:00(横浜ベイホテル東急 B2F クイーンズグランドボールルーム)

表彰式・閉会式

2025年4月13日(日)15:30~16:45(国立大ホール)

マリンロビー企画:第3回 若手による医学物理学の次世代ディスカッション

この度、第129回日本医学物理学会学術大会においてJSMP特別企画「第3回 若手による医学物理学の次世代ディスカッション」の開催を予定しております。

第125回日本医学物理学会学術大会で初めて開催された若手向け企画も今回で3度目となりました。今回も「若手による医学物理学の次世代ディスカッション」と題し、引き続き交流を目的とした特別企画を開催いたします。
企画の内容ですが、参加者には少人数のグループに分かれて、グループごとにお題についてディスカッションを行っていただきます。一部のテーマでは代表者にディスカッション結果の概要を全体に対して発表していただく、という形で進行します。テーマは下記を予定しております。

  • 自身のキャリアパス
  • 結局医学物理士って何する人?
  • 研究をどのようにして臨床に落とし込

昨年度までは35歳以下の若手を参加目安としており、若手ならではの活発なディスカッション・交流が行われておりました。今年は、さらに多様な視点を交えて議論を深められるよう、参加対象の目安を取りはらい、若手・ベテランを含めたディスカッション企画としました。若手にとっては、経験豊富な先生方から貴重な知見を得る機会に、そしてベテランの先生方にとっても、若手の率直な考えや新しい視点を知る良い機会になるかと思います。
参考に2023年開催時の報告文献のリンクを記載いたします。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjmp/43/2/43_54/_pdf/-char/ja

本企画へ参加いただく場合は事前登録をお願いしています。過去に参加いただいた方、今回が初めての方、ともに大歓迎ですので、ぜひご参加ください。また、本企画に興味をお持ちの関係者をご存じの場合は、周知いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

企画名 「第3回 若手による医学物理学の次世代ディスカッション」
担当 医学物理若手の会
日時 2025年 4月 12日 (土) 13:30~15:00
場所 パシフィコ横浜 マリンロビー (国立大ホール 1F)
対象 医学物理にかかわる若手・若手に経験を共有する意欲のある方(学生、研究者、医学物理士、診療放射線技師、その他医学物理に興味のある参加者 )
※本企画への参加者は学術大会への参加登録が必須となります。
募集人数 先着40名(定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。)
事前登録 必要です。以下のリンクからフォームでの登録をお願いします。
事前登録フォーム https://forms.gle/mWgW3SXkWeENhLXo9
申込締切 2025年2月28日(金)正午
問い合わせ先 量子科学技術研究開発機構(QST)
笠松 幸生
kasamatsu.koki@qst.go.jp

マリンロビー企画:エクソソームオーケストラビジョン:未来医療への道筋

本企画では、エクソソームEV技術を活用した医療革新を推進するExoEarth株式会社の西平隆先生をお招きし、エクソソームを軸とした次世代医療についてご紹介いただきます。
ExoEarth社は2014年創業以来、テロメアサイエンスや乳歯歯髄幹細胞由来のエクソソームを活用した革新的治療を展開し、4000人以上の治療実績を重ねています。また、日本発の痛みのない針無し注射器技術により、安全で快適な医療を提供しています。
今後は放射線治療や画像診断分野との融合を進め、放射線損傷を修復するエクソソーム製剤開発や画像診断データをAI解析で可視化する技術により、患者一人ひとりに最適化された包括的な医療「エクソソームオーケストラ」を目指します。
放射線医学とエクソソームの融合が生み出す新しい医療の可能性を、ぜひご議論ください。

日時 2025年 4月 11日 (金) 10:45~11:30
場所 パシフィコ横浜 マリンロビー (国立大ホール 1F)

マリンロビー企画:小児股関節撮影の生殖腺防護シールド使用中止とリスクコミュニケーション

本企画では、竹井泰孝先生(川崎医療福祉大学)をお招きし、小児股関節撮影における生殖腺防護シールド使用中止の背景と、それに伴うリスクコミュニケーションについてご解説いただきます。
2019年のAAPM声明以降、国際的に生殖腺防護シールド使用中止が進められており、日本放射線技術学会(JSRT)でも科学的根拠や撮影線量の低減等を検討し、使用中止の方針を示しました。しかし、長年の慣習を変更するには心理的な配慮も重要です。
本講演では、JSRTがまとめた報告書および医療者・患者・保護者向けQ&Aを紹介し、生殖腺防護シールド使用中止を円滑に進めるために必要なリスクコミュニケーションのあり方についてお話いただきます。

日時 2025年 4月 12日 (土) 15:15~16:00
場所 パシフィコ横浜 マリンロビー (国立大ホール 1F)

ハンズオンセミナー

(JSMP企画)JRC2025 合同企画 ハンズオンセミナー1「放射線治療における不確かさ評価の⼊⾨−⾼エネルギーX 線における⽔吸収線量の標準計測を例として−」
セミナーの内容 多くの病院勤務の医学物理⼠は,⽇頃から何からの放射線測定を⾏なっています.これらの測定で得られた値の信頼性評価として「不確かさの評価」があります.不確かさの評価は,⽐較的新しい概念であり,病院で⼗分に普及していないと思います.そこで,本セミナーでは,医療⽤リニアック装置から出⼒される⾼エネルギーX 線の基準条件における⽔吸収線量の標準計測(以下,標準計測)の不確かさの評価について学び,これから不確かさを学びたい⽅に実際の不確かさ評価について体験してもらうことを⽬的とします。
⽇程 4⽉11⽇(⾦)8:30〜11:30
会場 パシフィコ横浜 315
※受講には現地に来ていただく必要があります。
講師 ⽊下 尚紀 (福井⼤学)
浦郷 由佳 (産業技術総合研究所)
清⽔ 森⼈ (産業技術総合研究所)
⿊河 千恵 (順天堂⼤学)
⾼瀬 信宏 (医⽤原⼦⼒技術研究振興財団 線量校正センター)
⼩⼝ 宏 (飯⽥市⽴病院)
持ち物 ・⼤会参加証(ネームカード)
・ノート PC(Excelが使⽤可能なもの)
定員 20名
参加資格 JRC2025 のオンライン参加登録者に限ります.当⽇は⼤会参加証(ネームカード)をご提⽰ください。⼤会への参加登録があれば JRS/JSRT/JSMP 会員以外でもセミナーへの参加が可能です。但し、ITEM2025 ⼊場カードでは参加いただけませんのでご留意ください。
参加申込⽅法 ハンズオンセミナーへの参加は事前申込が必要です。以下の⼿順で申し込みをお願いいたします。
① JRC2025 へのオンライン参加登録を⾏ってください。
② JRC2025WEB サイト内の Congress Contents へログインしてください。
③ Congress Contents 内の「ハンズオンセミナー事前申込画⾯」より申込みをお願いいたします。
参加申込期間 3⽉14⽇(⾦)〜4⽉2⽇(⽔)正午
※申込多数の場合は抽選とさせていただきます。
抽選結果は4⽉上旬にメールでご案内いたします。
(JSMP企画)JRC2025 合同企画 ハンズオンセミナー2「放射線治療プランチェック⼊⾨セミナー」
セミナー内容、開催概要 放射線治療の⾼精度化に伴い、治療計画の確認(プランチェック)の重要性が増しています。さらに、「放射線治療における効果的な治療計画およびカルテレビューのための⽅策(AAPM TG-275 レポート、 2020)」が公開されました。
本ハンズオンセミナーでは、医学物理⼠または診療放射線技師が⾏う放射線治療のプランチェックの⽀援を⽬的としています。予めエラーを含ませておいた治療計画の教材を配布し、間違い探しのようにしてプランチェックを体験して頂く予定です。プランチェックの実習/解説/意⾒交換を通して、TG-275 の知⾒を⾃施設に取り⼊れる⽅法を提供致します。
⽇程 4⽉12⽇(⼟)10:00〜11:30
会場 パシフィコ横浜 315
※受講には現地に来ていただく必要があります。
講師⼀覧 総合司会:⽯原 佳知(宇治徳洲会病院)
講師:岡本裕之(国⽴がん研究センター中央病院)
河内徹(千葉県がんセンター)
溝⼝明⽇実(久留⽶⼤学病院)
持ち物 ⼤会参加証(ネームカード)
ノート PC
定員30名
参加資格 JRC2025のオンライン参加登録者に限ります。当⽇は⼤会参加証(ネームカード)をご提⽰ください。⼤会への参加登録があれば JRS/JSRT/JSMP 会員以外でもセミナーへの参加が可能です。但し、ITEM2025⼊場カードでは参加いただけませんのでご留意ください。
必須事項 ハンズオンセミナーではアンケートへのご回答をお願いしております。アンケートは匿名で回答できますが、集計結果は公開される可能性があります。同意いただける⽅のみ参加可能です。
参加申込⽅法 ハンズオンセミナー2「放射線治療プランチェック⼊⾨セミナー」への参加は事前申込が必要です。以下の⼿順で申し込みをお願いいたします。
① JRC2025 へのオンライン参加登録を⾏ってください。
② JRC2024WEB サイト内の Congress Contents へログインしてください。
③ Congress Contents 内の「ハンズオンセミナー事前申込画⾯」より申込みをお願いいたします。
参加申込期間 3⽉14⽇(⾦)〜4⽉2⽇(⽔)正午
※申込多数の場合は抽選とさせていただきます。
抽選結果は4⽉上旬にメールでご案内いたします。

ITEMツアー

国際医用画像総合展(ITEM)に慣れていない若手を対象に、1人でも気楽に参加でき、医用機器に関する各企業の方の説明をしっかりと聞くことができて、効率的に最新技術情報を集められる機会を設ける企画を用意しました。

ソーシャルイベント

FunRun@JRC2025

健康的で楽しい学会のひとときを!JRC2025特別企画「Fun Run@JRC2025」を開催します。無料アプリ「ライブラン」を使い、どこからでも参加可能。初心者からランナーまで大歓迎!ウォーキングや応援参加もお待ちしています
詳細は以下のページをご覧ください。
https://www.liverunapp.com/jrc

『SUNSHINE & TAI CHI』(早朝太極拳イベント)

学会期間中の朝、学会会場近くの海の見える広場で、太極拳を行いませんか?早朝の澄んだ空気を感じつつ、集中力を高め、プログラムを聴講頂くことを目的としています。プロの講師をお招きし、初心者を対象とした内容です。学会参加時の着衣で参加できる内容としておりますので、そのまま朝のプログラムにご参加いただけます。
詳細は以下のページをご覧ください。
https://site2.convention.co.jp/jrc2025/social/tai-chi.html